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故事成語 慣用句
【明鏡止水】って何??
明鏡止水の意味 「明鏡止水」は、「明鏡」と「止水」という二つの概念から成る故事成語です。「明鏡」とは、全く曇りのない鏡として捉えられ、心が汚れを含まずに物事を明確に映し出す状態を示唆しています。「止水」は穏やかに静止した水を表し、その静寂... -
故事成語 慣用句
【荒唐無稽】(こうとうむけい)って何??
「荒唐無稽」の意味 「荒唐無稽」とは、言動や意見に根拠がなく、現実性に乏しいことを指す故事成語です。現在では現実味のない状況を示す言葉として多用されています。 「荒唐無稽」の由来と歴史的背景 「荒唐無稽」という故事成語の由来は、中国の古典に... -
故事成語 慣用句
【天衣無縫】って何??
天衣無縫の意味 「天衣無縫」(てんいむほう)とは、自然でかつ完璧な美しさを持ち、技巧や手の跡が全く見られない状態を指します。特に、作品や表現がわざとらしくなく、自然に巧みに作られている様を表しています。この言葉は、天人や天女の衣には縫い目... -
故事成語 慣用句
【温故知新】って何??
温故知新の意味 「温故知新(おんこちしん)」とは、過去のことを学び、その教えから新しい知識や理解を得ることを意味します。具体的には、「古きを温ねて新しきを知る」という言い回しでも知られ、古い事柄を振り返りながら、新たな洞察を得るという考え... -
故事成語 慣用句
【点滴石を穿つ】って何??
「点滴石を穿つ」の意味と由来 「点滴石を穿つ」(てんてきいしをうがつ)は、「小さな努力でも根気よく続ければ、最終的には成功する」という意味を持ちます。この表現は、雨滴が長い時間をかけて硬い石に穴を開ける様子を比喩として用いています。つまり... -
故事成語 慣用句
【漱石枕流】って何??(夏目漱石のペンネームの由来?)
漱石枕流の意味と由来 「漱石枕流」は、負け惜しみの強い態度や、自分の誤りを無理に正当化することを意味する言葉です。 この言葉は、中国・晋(しん)の孫楚(そんそ)という人物にまつわる故事に由来します。 孫楚が「石に枕し流れに漱(くちすす)ぐ(... -
故事成語 慣用句
【鶏口となるも牛後となるなかれ】とは??
「鶏口となるも牛後となるなかれ」の意味と由来 「鶏口となるも牛後となるなかれ」という故事成語は、個人のキャリアや人生の選択において、どのような立場を取るべきかを示唆しています。大きな組織の一員として末端にいるよりも、小さな組織でリーダーシ... -
故事成語 慣用句
【蛍雪の功】とは??
「蛍雪の功」の意味と由来 「蛍雪の功」という言葉は、苦労して勉学に励み、その成果を得ることを意味します。この言葉の由来は、中国の古代の物語にあります。具体的には、東晋時代の車胤と孫康という二人の青年が、貧しさの中で蛍の光や雪明かりを利用し... -
故事成語 慣用句
【夏炉冬扇】とは??
夏炉冬扇の意味と由来 「夏炉冬扇」は、時期外れで役に立たない物事を指す表現です。具体的には、夏に暖炉を使い、冬に扇を持ち出すことが無意味であることから、この言葉が生まれました。これらの行為は、時季外れで間が抜けているとされ、役立たずのもの... -
故事成語 慣用句
【怒髪天を衝く】とは??
「怒髪天を衝く」の意味と由来 「怒髪天を衝く」の由来は、中国の戦国時代に遡ります。趙の家臣である藺相如が、秦の王との交渉で見せた激しい怒りがこの表現の起源です。藺相如は、秦王の不誠実な態度に対し、髪が逆立つほどの怒りを示し、これが「怒髪天...