【ナンセンス】って何??

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「ナンセンス」は英語の「nonsense」から来た外来語で、以下の意味があります:

  1. 無意味なこと、意味をなさないこと
  2. ばかげたこと、愚かなこと
  3. 筋の通らないこと、理屈に合わないこと
  4. 文学・芸術において、意図的に論理性を排した表現手法

使い方

形容詞的用法

  • 「ナンセンスな話」
  • 「ナンセンスな提案」

名詞的用法

  • 「それはナンセンスだ」
  • 「ナンセンスを言うな」

感嘆詞的用法

  • 「ナンセンス!そんなことはあり得ない」

例文

  1. 日常会話での使用
  • 「そんな理由で遅刻するなんてナンセンスだ」
  • 「彼の説明はナンセンスで理解できない」
  1. ビジネスシーンでの使用
  • 「この企画はナンセンスな内容が多い」
  • 「そのような非効率的な方法はナンセンスです」
  1. 文学・芸術分野での使用
  • 「ルイス・キャロルのナンセンス文学は有名だ」
  • 「彼の作品はナンセンスな表現が特徴的だ」

類語

  • 無意味(むいみ)- 意味がないこと
  • 愚劣(ぐれつ)- ばかげていて劣っていること
  • 荒唐無稽(こうとうむけい)- でたらめで根拠がないこと
  • 馬鹿馬鹿しい(ばかばかしい)- ばかげていて相手にする価値がないこと
  • 的外れ(まとはずれ)- 要点や目標から外れていること
  • 支離滅裂(しりめつれつ)- つじつまが合わないこと
  • 理不尽(りふじん)- 道理に合わないこと

対義語

  • 理にかなう(りにかなう)- 筋道が通っていること
  • 合理的(ごうりてき)- 論理的で理性的なこと
  • 筋が通る(すじがとおる)- 道理にかなっていること
  • 論理的(ろんりてき)- きちんとした筋道があること
  • 有意義(ゆういぎ)- 意味や価値があること
  • 妥当(だとう)- 適切で正しいこと

基本的な英語表現

  • nonsense – 最も直接的な表現
  • meaningless – 無意味な
  • absurd – ばかげた
  • ridiculous – ばかばかしい
  • pointless – 無意味な、要点のない

例文(英語)

  1. “That’s complete nonsense!”
    (それは完全にナンセンスだ!)
  2. “His explanation was pure nonsense.”
    (彼の説明は全くのナンセンスだった)
  3. “Don’t talk nonsense!”
    (ナンセンスなことを言うな!)
  1. 相手への配慮 – 「ナンセンス」は相手の意見を強く否定する表現なので、使用する際は相手との関係性を考慮する
  2. 文脈の理解 – 文学的なナンセンスは意図的な表現手法なので、単純に「無意味」と捉えるのは適切ではない
  3. 程度の表現 – 「完全にナンセンス」「少しナンセンス」など、程度を表す副詞と組み合わせて使うことが多い

「ナンセンス」は日本語に完全に定着した外来語として、様々な場面で使われる便利な表現です。ただし、相手を否定する強い表現でもあるため、使用する場面や相手を選んで使うことが大切といえます。

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