『波うららかに、めおと日和』にはまっています!

『波うららかに、めおと日和』が面白い。
遅ればせながら、第四話を見てすっかりはまってしまい、第一話から見直しています。

主役の2人が可愛い。
なかなか進まないじれったい展開がくせになる。
『逃げ恥』を彷彿とさせるドラマですね。


ドラマの見どころについてまとめました。

目次

『波うららかに、めおと日和』は、フジテレビ系で放送されている木曜劇場(毎週木曜よる10時)の人気ドラマです。西香はち氏による同名漫画が原作で、ピュアな新婚夫婦の物語が多くの視聴者の心をつかんでいます。

1. ストーリー設定

昭和レトロな世界観

ドラマは昭和11年(1936年)の日本を舞台にしています。スマートフォンもSNSもない時代に、縁談で会ったこともない相手と突然結婚することになった男女の物語です。この時代設定がノスタルジックで温かい雰囲気を醸し出しています。

純粋で初々しい新婚生活

恋愛経験も男性への免疫もない主人公・なつ美と、無口で真面目な海軍中尉・瀧昌が、互いに戸惑いながらも少しずつ距離を縮めていく過程が丁寧に描かれています。2人とも男女の関係に不慣れなため、小さな進展にも大きく心を動かされる様子が微笑ましく、思わず応援したくなります。

戦前日本の時代背景

第一次世界大戦後の「海軍休日」と呼ばれる時代から、日本が徐々に戦争へ向かっていく時期を背景にしており、平和な日常と不安な未来が対比されています。帝国海軍の中尉である瀧昌の仕事と、軍人の妻としてのなつ美の立場が物語に深みを与えています。

2. 魅力的なキャスト

芳根京子演じるなつ美

芳根京子が演じるなつ美は、純粋で健気な女性で、夫のために一生懸命に家事に取り組み、軍人の妻として相応しくあろうと努める姿が愛らしく描かれています。特に感情表現が豊かで、喜怒哀楽がはっきりとした表情や、繊細な「泣きの演技」が見どころの一つです。

本田響矢演じる瀧昌

本田響矢が演じる瀧昌は、無口で真面目な海軍中尉。表情が乏しく見えますが、内面は非常にピュアで、なつ美に対する気持ちをうまく表現できない不器用さが魅力的です。多くの視聴者を虜にしている「瀧昌さま」の魅力は以下のような点があります:

  • 軍服姿の凛々しさと古風なハンサムさ
  • 外面は硬派ながら、内面は意外にもピュア
  • 必要な時には男らしくリードする頼もしさ
  • なつ美への純粋な気持ちと照れくささのギャップ

3. 人間関係の妙

夫婦の絆

物語の中心は、夫婦として出会ったなつ美と瀧昌が、少しずつ互いを理解し、心を通わせていく過程です。手を繋ぐ、キスをするといった小さな進展が大きな意味を持ち、純愛ならではのときめきを感じさせます。

周囲の人々

なつ美と瀧昌の周りには、海軍士官の妻たちのコミュニティや家族、同僚などが登場します。特に「花筏の会」と呼ばれる海軍士官の妻たちのグループは、なつ美が軍人の妻としての立場や心構えを学ぶ場となっています。

4. 演出の妙

昭和初期の生活描写

着物や軍服などの衣装、家具、食器、建物など、昭和初期の暮らしが細部までリアルに再現されています。この時代特有の習慣や価値観も丁寧に描かれ、歴史的背景をしっかりと感じられます。

心温まる日常シーン

料理を作る、買い物に行く、散歩をするなど、何気ない日常の中にある幸せや愛おしさが丁寧に描かれています。特に2人の初々しい関係性から生まれる微笑ましいシーンが多く、視聴者を和ませます。

5. ドラマの展開

別れと再会の情景

海軍士官という職業柄、瀧昌は任務で出かけることがあり、なつ美との別れと再会が描かれます。特に第3話で描かれた、出立を前にした2人の写真館でのシーンは印象的です。なつ美が涙をこらえようとしながらも流してしまう場面は、芳根京子の演技力が光る名シーンと評されています。

戦争の影

平和な日常の中にも、少しずつ忍び寄る戦争の気配があります。「あす、有事があってもおかしくない」といった台詞に象徴されるように、2人の幸せな時間が永遠に続くとは限らないという緊張感も物語に深みを与えています。

6. 音楽とビジュアル

主題歌「夢中」

BE:FIRSTによる書き下ろしラブソング「夢中」は、物語の世界観に合った温かい雰囲気で、ドラマの情景をさらに豊かにしています。

美しい映像美

海辺の町の風景や、昭和初期の生活空間が美しく映像化されており、視覚的にも楽しめる作品となっています。

引用元:https://x.com/meotobiyori/status/1925008650440991179
引用元:https://www.fujitv.co.jp/meotobiyori/genba/genba06.html

7. 反響

配信数も好調

5月5~11日の1週間の集計では、TVerなどの関連動画再生回数が375万回を突破し、今期のドラマで1位を獲得。見逃し配信の再生数もうなぎ上りの状況です。

『波うららかに、めおと日和』は、恋愛ドラマとしての魅力だけでなく、昭和初期の日本を舞台にした歴史ドラマとしての側面も持ち合わせています。純粋な男女の初々しい恋模様と、時代の転換点にある日本の姿が絶妙に織り交ぜられた、心温まるストーリーです。芳根京子と本田響矢の演技や2人の化学反応も見どころで、多くの視聴者に「癒し」と「トキメキ」を届けているドラマと言えます。

ということで、どっぷりはまっていますが、10話で終わってしまうのがもったいないという気持ちです。
ただ、『コミックDAYS』では、現在連載中なので、season2もあるかもと期待しています。

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